USB-SERIAL 変換ケーブル

STM32などのマイコンとの通信やFLASHへの書き込みにはシリアル通信が便利である. しかし,シリアルポートを有するパソコンは少なく,USBとの変換ケーブルを使うのが主流である. 既製品を買っても良いが,IC一個で作れるので作ってしまうのもありだと思う.

ただし,失敗してPCのUSBポートが壊れても自己責任である.

(2014/4/29)

回路図

データシートに従うと以下のような回路図になるはずである.

本来は逆挿しできないようなコネクタを使うべきだが,競技用ロボットということでサイズを優先している.

製作例

例として,こじまうす7では下記写真のケーブルを自作して使っていた.

ドライバ

FTDI社のページ からFT232R用のドライバをダウンロードすればよいと思われる. Linuxは(少なくともUbuntuは)はじめからドライバを持っているので特にインストールの必要はない. Androidでも"FTDI UART Terminal"等を使えば通信できる.

参考にした情報

  1. FT232R データシート