STM32 テスト回路
プログラムの動作確認や周辺のデバイスの動作確認のためのテスト基板を作った.(2012/2/19)
概略
留意した点は以下の通りである.
- STM32F1とSTM32F4の64ピンデバイスを使えるようにすること
- ブレッドボードに挿して使えること
- 水晶発振子やバッテリバックアップを利用できるようにすること
回路図
回路図は次図の通りである.
- F1かF4かで2カ所コンデンサを挟むかバイパスするかの違いあり
なお,回路図・基板レイアウトの設計には
Kicad
を使った.
基板の製作
プリント基板は
fusion PCB
に発注して製作した.
スルーホール径は1.0mmである.
Kicadのファイル一式およびガーバーデータ一式は以下の通りである.
表面
裏面
次回改良案のメモ.
- ピン番号を示すシルクが少し切れている
- シリアル通信RXの10kΩプルアップは必要ない気がする.(STM32のポートの内蔵プルアップを使えばいいから)
使用例
例えばブレッドボードに挿して各種テストに使う.
参考にした情報
回路図作成にあたって参考にした情報を列挙する.
- AN2586, Application note, "STM32F10xxx hardware development: getting started"
- STM32F103xF, STM32F103xG datasheet
- 5.1.6 Power supply scheme
- STM32F405xx, STM32F407xx datasheet
- 2.1 Full compatibility throughout the family
- 5.1.6 Power supply scheme